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皆さんこんにちは!
ダイケン住宅、更新担当の中西です。
さて今回は
~水回りリフォームの正攻法~
「長く家を空けられない」「子どもやペットがいる」——そんなご家庭でも、段取り次第で“3日完結”が可能なケースは多くあります。ここではキッチン or 洗面+トイレの組み合わせを想定し、スケジュールと注意点をまとめました。
製品手配&現調:サイズ・給排水・電源・下地を確定
仮設計画:仮設トイレ/簡易シンク/電子レンジ動線の確保
片付け:吊戸棚や引き出し内を空に。通路の幅を確保
近隣挨拶:騒音・搬入時間をお知らせ🤝
既存設備の撤去→養生徹底→配管・電源の移設
下地補強(カウンター荷重・壁面固定・防水シート)
夕方には仮設トイレの使用可、キッチンは簡易調理ゾーンを案内
キッチンセット/洗面台/便器本体のレベル調整・固定
換気・給排水・電源を試運転で確認
壁床の不陸調整とクロス・床材の下地仕上げ
クロス貼り/床仕上げ/コーキング色合わせ
水漏れ・通電・吸排気の最終チェック
使い方・お手入れ・保証のミニレクチャー📘
施工前後のビフォーアフター写真をデータでお渡し📸
☐ 処分費(撤去材の分別・運搬)
☐ 下地補修費(想定外の腐朽・配管追加)
☐ 電気工事(専用回路・コンセント増設)
☐ 換気ダクト(径・ルート変更)
☐ 土間補修(トイレ排水芯の位置調整)
時間割共有:騒音作業は10〜16時に集中🕒
粉じん対策:負圧養生+集じんカッターで拡散防止
ペット配慮:ケージ位置と職人動線を分離
におい対策:接着剤作業日は換気計画を強化
規模・製品グレード・既存状況で変動しますが、配管や下地の同時整備で長期の満足度が上がります。複数箇所の同時施工で養生・運搬の共通化=コスト効率が良くなる場合も。
Q. 住みながら本当に大丈夫? → 動線分離・仮設の工夫で対応可。日毎の可否リストを事前配布します。
Q. 追加費用は? → 写真・動画で根拠を提示し、合意後にしか発生させません。口頭決定はしません。
Q. メンテは? → コーキング再点検(半年目安)、排水金物の簡易清掃動画をお渡しします。
ストレスの少ない水回りリフォームの鍵は、事前設計と当日の段取り。当社では無料現地調査で最適なプランと仮設案までご提案します。LINE・メールでお気軽にご相談ください📩
ダイケン住宅では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。
皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
皆さんこんにちは!
ダイケン住宅、更新担当の中西です。
さて今回は
~“後悔しない”優先順位のつけ方7か条~
「どこから手をつければいいの?」——築年数が20年を超えると、家は“見えないところ”から差が出ます。今回は、現場経験にもとづく優先順位の考え方を7つに整理。限られた予算でも満足度を最大化するコツをお伝えします。
雨漏りは下地腐朽→断熱低下→カビへと連鎖。小さなひび割れも放置NGです。
点検:屋根の割れ・浮き、ベランダ防水の膨れ、シーリングの痩せ
対応:部分補修〜塗装/葺き替え・重ね張りの比較検討
配管は劣化が壁の内側で進行します。水圧の変化・床の軋み・湿気臭はサイン。
点検:床下・PS(パイプスペース)・トラップ回り
対応:配管更新は内装工事と同時に。二度手間を回避
体感は窓から変わる。内窓・断熱ガラス・気流止めで、冷暖房効率UP。
併せ技:すき間風対策+カーテンレール上部の空気だまりを解消
仕上げ材より下地の平滑・健全性が命。
点検:根太・大引の含水、浴室まわりの土台、床の沈み
対応:先行補修で、後の内装の仕上がりと寿命が変わる
水回りは同時期劣化。同時工事で養生・解体・配管を一括管理でき、コストも段取りも合理化。
明るさ=ルーメンだけじゃない。演色性・配灯・間接照明で家事も趣味も快適に。
例:ダイニング上は手元影を作らない配灯、廊下は人感+保安灯で夜間も安心
見た目+掃除のしやすさが満足度の持続を左右。
壁:擦り洗いOKの壁紙・汚れに強い塗装
床:耐傷フロア・タイル・コルクなど生活スタイルに合わせた材
雨仕舞・防水 → 2. 配管・下地 → 3. 断熱・窓 → 4. 水回り本体 → 5. 照明・内装
“見えない部分”を先に整えるほど、再工事のリスクが下がる=総額を抑えられる傾向に。
ゾーニング施工(部屋ごとに区切って順番に)
粉じん対策:負圧養生・集じん機・通路養生
近隣配慮:騒音タイムの共有・掲示
Q. 相見積りで注意点は? → 仕様(メーカー・品番・工事範囲)を完全一致で比較。
Q. 補助制度は使える? → 省エネ・バリアフリー等は自治体・国の制度がある場合あり。申請時期と条件を確認しましょう。
Q. 工期は? → 規模により数日〜数週間。住みながらの場合は工程分割で調整します。
まずは無料点検で“今、何を優先すべきか”を一緒に可視化しましょう。写真・動画で状態を共有し、ムダのない計画をご提案します✨
ダイケン住宅では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
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皆さんこんにちは!
ダイケン住宅、更新担当の中西です。
~経済的役割~
建物の新築が減少傾向にある現代日本において、リフォーム工事は単なる補修工事ではなく、経済を循環させる重要な役割を担っています。高齢化、少子化、空き家問題、環境意識の高まりといった社会課題の中で、リフォーム業界は地域と暮らしに深く根差した“再生型経済の担い手”として成長しています。
リフォーム工事が果たす経済的な意義を、消費促進、雇用創出、資源循環、地域再生、資産価値の維持といった観点から詳しく掘り下げていきます。
リフォーム工事は、家電や家具の買い替えと異なり、「住まい」という高額資産に対する大型消費の誘発効果を持ちます。
キッチン、浴室、トイレなどの設備更新に伴う関連商品の購入
外壁・屋根リフォームにおける塗装・建材・足場など多様な工種の消費
リノベーションに合わせたインテリア・家電・収納の刷新
これにより、リフォーム工事は建設資材・住宅設備・流通・小売といった幅広い産業に需要を波及させ、地域経済を活性化させるエンジンの一つとなっています。
リフォーム工事は、住宅リフォーム業者、大工、電気工事士、設備業者、内装職人など、多種多様な中小規模の事業者と職人によって支えられています。
全国各地に点在する地場工務店や建設業者の主要収益源
独立開業の職人や協力会社との継続的な取引関係
設計士、インテリアコーディネーター、営業職、施工管理職など幅広い雇用を創出
これにより、リフォーム業界は地域雇用の受け皿としての機能を持ち、技能の伝承や若手人材の育成にも貢献しています。
日本では空き家数が約849万戸(2023年総務省調査)とされ、これらの利活用が喫緊の課題となっています。リフォーム工事はこの空き家を価値ある資産へと変えることで、不動産市場の健全化と流通促進に寄与しています。
空き家バンクと連動した再生リノベーション事業
中古住宅購入+リフォームによる取引の増加
投資用不動産や民泊、シェアハウスなどへの転用ニーズへの対応
これにより、“壊して建てる”から“直して使う”というストック型経済への移行が進み、建設業の新たな価値創出モデルが確立されつつあります。
日本の住宅の平均寿命は30年程度とされ、欧米に比べ短いと指摘されてきました。しかし、定期的なリフォームやメンテナンスを施すことで、建物の寿命を延ばし、資産価値を維持・向上させることが可能です。
断熱改修や耐震補強による住宅性能のアップデート
劣化部位の交換による安全性と快適性の確保
不動産担保価値の維持・上昇 → 資産活用・融資に有利
これは、住宅という個人資産の価値維持のみならず、自治体が保有する公営住宅や公共施設の更新コスト削減にもつながり、長期的な経済合理性を生み出します。
新築に比べて、リフォームは資材使用量が少なく、廃棄物も減るため環境負荷が低い点が特長です。また、断熱改修や高効率設備の導入などにより、省エネ・脱炭素の推進にもつながります。
高断熱窓や外壁塗装による冷暖房効率の向上
太陽光発電、蓄電池、エコ給湯器などの省エネ設備の導入
グリーンリフォーム補助金や住宅エコポイントの活用
これらは環境配慮型リフォーム市場の形成を促し、環境投資としての経済効果と、新たなビジネスチャンスの創出につながります。
リフォーム工事は、単なる修繕や設備交換ではなく、資産の再構築・地域の再生・資源の循環・人材の雇用・新たな投資機会の創出を通じて、現代社会の経済活動を静かに、しかし確かに支えています。
高度経済成長期に建てられた住宅ストックの老朽化が進む中、これからの日本経済にとってリフォームは不可欠な存在。「壊してつくる」時代から、「活かしてつなぐ」時代へ。
リフォーム工事は、“住まいの未来”だけでなく、“地域と経済の未来”をも再生する力を持っているのです。
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皆さんこんにちは!
ダイケン住宅、更新担当の中西です。
~多様化~
近年、リフォーム工事は単なる「古くなった家の修繕」や「設備の入れ替え」だけにとどまらず、ライフスタイル・社会環境・価値観の変化に応じて多様化しています。高齢化社会、自然災害への備え、空き家問題、そしてコロナ禍を契機とした住まいへの意識変化など、現代のリフォーム市場は実に幅広く、複雑なニーズに対応する業界へと進化しています。
リフォーム工事における多様化の実情を、「目的」「対象」「技術」「提供スタイル」「顧客層」の5つの視点から深く掘り下げていきます。
従来のリフォームの目的は、老朽部分の修理や水回り設備の更新などが主でしたが、今では「暮らしをより良くするためのアップグレード」という意識が広がっています。
性能向上リフォーム:断熱性・耐震性・遮音性の強化
生活改善リフォーム:家事動線の最適化、収納力の強化
趣味特化型リフォーム:音楽室、DIYスペース、シアタールーム
省エネ・環境配慮リフォーム:太陽光パネル、蓄電池、エコ給湯器導入
これらは「住まいに求める価値」が多様化していることを反映しており、リフォームは“課題解決”から“夢の実現”へと変化しています。
リフォームといえば、戸建て住宅を対象とする印象が強いかもしれませんが、今では以下のように対象は広がっています。
マンション・集合住宅のリフォーム:間取り変更や防音対応、バリアフリー工事
店舗・事業所リフォーム:飲食店、オフィス、サロンなどの内外装改装
中古住宅の再生(リノベーション):空き家や古民家の再生事業
公共施設や学校のリニューアル:地域資産としての価値向上
これにより、リフォーム業者は単なる住宅施工業者ではなく、多用途空間の価値を再構築する「空間再生のプロフェッショナル」としての役割を担っています。
リフォーム工事は技術面でも著しい進化を遂げています。
3D図面・BIMを活用した事前シミュレーション
断熱材や遮音材など高性能建材の導入
部分プレハブ化やユニット工法による省施工化
IoT連携によるスマートホーム化リフォーム
また、限られたスペースに対して最適な提案を行う“デザインリフォーム”も注目されており、施工力だけでなく提案力も求められる時代です。
従来の「施主からの依頼に応じる」リフォームスタイルから、より顧客の生活に寄り添う新しい提供スタイルが生まれています。
定額制パッケージリフォーム(例:水回り3点セット)
サブスク型メンテナンスサービス(定期点検+軽微補修)
ショールーム体験やVR内覧を通じた納得の提案
リフォーム+インテリアコーディネートの一体提案
これにより、リフォームは単なる“工事サービス”ではなく、「暮らしの価値を高める提案型サービス業」へと変貌しています。
リフォームのニーズは、ライフステージの変化に応じて広がりを見せています。
子育て世代向けの間取り再構成
シニア層向けのバリアフリー・介護リフォーム
単身高齢者の安心安全対策
二拠点生活やワーケーションに対応した設備追加
外国人投資家による空き家購入とリノベーション
つまりリフォームは、家そのものだけでなく、住む人の人生とライフスタイルに寄り添うサービスとして、多様な顧客に応える役割を果たしているのです。
リフォーム工事の多様化は、単なる施工の種類が増えたという話ではありません。そこには、「人の暮らし」「空間のあり方」「地域の未来」「資源の再活用」など、社会のさまざまな側面に接続しながら進化する、創造的な価値提供の姿勢が息づいています。
これからのリフォーム工事は、単に“直す”のではなく、“再編集し、新たな価値を吹き込む”仕事。暮らしの変化がある限り、リフォームの進化も止まることはありません。
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皆さんこんにちは!
ダイケン住宅、更新担当の中西です。
少子高齢化、環境問題、ライフスタイルの多様化——現代の日本社会が抱えるこれらの課題に対して、住宅リフォームも大きな転換点を迎えています。これからのリフォームは、単なる「古くなった部分の修繕」ではなく、生活の質を根本から変えるための戦略的投資として注目されています。
では、近未来のリフォーム工事はどのように進化していくのでしょうか?今回はその展望を深く掘り下げてご紹介します。
今後のリフォームでは、「スマートホーム」の導入がますます一般化すると予想されます。以下のようなシステムが標準装備となる可能性が高いです
音声やスマホアプリで操作する照明・空調・セキュリティ
高齢者の見守り機能を備えたセンサー付き住環境
エネルギー効率を自動最適化するスマート電力管理
これにより、高齢者世帯や共働き家庭の安心・安全・効率的な生活が実現されます。
地球環境への配慮は今後の建築業界の最重要テーマです。リフォームにおいても、以下のようなエコ素材の活用が広がっていきます
再生木材やバンブーフローリング
高断熱・高遮熱性の窓や外壁材
CO₂排出削減に寄与する塗装材や接着剤
また、リサイクル可能な素材や長寿命の部品を使った「循環型リフォーム」の需要も高まります。
前回の記事でも触れた3D図面やVRの導入に加え、今後はAIによるプラン自動設計も進化する見込みです。顧客のライフスタイルや趣味、家族構成に応じた「最適な空間設計」をAIが提案する時代が目前に迫っています。
また、施工現場におけるドローン調査や、ARを用いた施工ミス防止など、工事の安全性・正確性も飛躍的に向上します。
今後の住まいは「住む」だけでなく、働く(テレワーク)、学ぶ(オンライン学習)、癒す(メンタルケア)といった複数の機能を担うことが求められます。
そのため、リフォーム工事では以下のような新しい要素が増加するでしょう:
可変間仕切りによる多目的空間の設計
書斎・防音室・ジムスペースなどの専用設計
在宅医療や介護に対応したバリアフリーリフォーム
リフォームは、今後ますます「住まいの再構築」としての役割を担い、人々の暮らしに深く関わる存在になります。今からその流れを知り、未来を先取りするリフォームを選ぶことが、真の「快適な暮らし」への第一歩となるのです。
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皆さんこんにちは!
ダイケン住宅、更新担当の中西です。
リフォーム工事を成功に導く鍵は「完成後のイメージ共有」です。ところが、従来の2D図面では「想像と違った」という失敗が後を絶ちません。そこで今、業界で急速に注目を集めているのが3D図面です。
これは単なる視覚補助ではなく、「施主と設計者、施工者との信頼を結ぶコミュニケーションツール」としても重要な役割を担っています。
3D図面とは、パソコンやタブレットを使って、空間を立体的に表示する建築ビジュアライゼーションの一種です。これにより、リフォーム後の住宅を360度の視点で確認でき、壁の色・天井の高さ・光の入り方・家具の配置など、実際の生活シーンに即した視覚体験が可能になります。
平面図では伝わりにくい空間の広がりや奥行き感を、3Dで直感的に把握できるため、施主の不安が減り、満足度が向上します。
「壁紙を変えたらどう見える?」「キッチンを対面型にすると?」といったシミュレーションがその場ででき、プラン比較が圧倒的にスムーズになります。
VRゴーグルを使えば、仮想空間の中で実際にリフォーム後の家を歩いて体験可能。まさに「未来の家をリアルに体験」できるのです。
2DKから1LDKに変更する際、家具の配置や生活動線が心配だった施主が、3D図面で事前確認することで安心してプラン決定。
クロスや床材の色味を3パターン作成し、家族全員で選定。結果、全員が納得の仕上がりに。
今後は、AIによって生活スタイルや趣味嗜好を分析し、自動で最適な間取りや内装を3D化する技術も登場しています。設計の民主化が進み、施主自身がデザイナーとしてリフォームに参加できる時代がやってきます。
3D図面は、感覚的だった「理想の家」を、現実的かつ具体的に見せてくれる頼もしい味方です。リフォームにおける失敗や後悔を防ぎ、理想に限りなく近い空間づくりを実現します。
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ダイケン住宅、更新担当の中西です。
~“後悔しない”リフォームのために守るべきこと~
前回に続き、今回は「リフォームの鉄則」について、現場のプロが大切にしている基本原則をご紹介します。
リフォームは、新築と違って「今ある建物に手を加える」作業。
そこには“想定外”のことが起こることも多く、だからこそ丁寧な計画・柔軟な対応・誠実な施工が求められます。
リフォームで一番大事なのは、「まず、現場をよく知ること」。
図面通りにいかないのがリフォームの現場です。
壁を開けたら配線が…
床を剥がしたら湿気が…
思ったより構造材が弱っている…
こういった“想定外”を減らすために、事前の現地調査とヒアリングを徹底するのが鉄則です。
しっかり調べて、正確な工事計画を立てる。ここをおろそかにすると、後の工程すべてに影響します。
リフォームは、お客様の「希望」が何よりも大切。
でもその希望を現実に落とし込むには、「何ができて、何が難しいか」を明確に伝える必要があります。
予算内で優先順位をどうつけるか
構造的にできること、できないこと
使用材料の違いによる風合いや耐久性の説明
「言った・言わない」にならないように、図面やパース、サンプルを使いながらイメージの共有をするのが鉄則です。
リフォーム現場では、職人の出入りや工程が複雑になることが多く、段取りが命です。
内装工事と電気工事のタイミング調整
材料の搬入日と作業スペースの確保
解体後の“サプライズ”に備えた予備日確保
段取りさえしっかりしていれば、多少の問題があってもリカバリー可能。
逆に、段取りが甘いと現場が混乱し、職人も施主も不安になります。
どんなに素晴らしい施工でも、現場が散らかっていたら印象は台無し。
工具の置き場が決まっているか
作業後の清掃をきちんとしているか
養生(保護シート)をていねいにしているか
これらがきちんと守られている現場は、“仕事の質”も確実に高いです。
「きれいな現場から、いい住まいが生まれる」──これがプロの共通認識です。
リフォームは、工事完了で終わりではありません。
むしろ、「そこからが本当のお付き合いの始まり」と考えることが大切です。
不具合や使い勝手に関する問い合わせへの対応
メンテナンス時期の案内
アフター点検・長期保証制度の整備
「リフォームしてよかった」と心から思ってもらえるには、完成後も安心を届ける姿勢が欠かせません。
リフォーム工事は、職人の技術とチームの連携、そしてお客様との信頼関係のうえに成り立つもの。
それを支えるのが、今回ご紹介した5つの鉄則です。
徹底した現地調査
施主との綿密な打ち合わせ
緻密な工程管理
清潔な現場運営
万全なアフターケア
これらを当たり前に守り続けることこそが、“プロのリフォーム”の証なのです。
次回もお楽しみに!
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ダイケン住宅、更新担当の中西です。
~住まいとともに変わりゆく、人の暮らしのカタチ~
今回は「リフォームの歴史」について、時代をさかのぼりながら、どのように人々の暮らしと住まいが変化してきたのかをご紹介します。
今や“当たり前”となったリフォーム。でも、元々は何のために行われていたのか?どんな背景があったのか?
少し視点を広げて、住まいの“進化の軌跡”を一緒にたどってみましょう!
日本の住宅文化は、古くから「壊して建てる」よりも「手を入れて使い続ける」考えが根づいていました。
たとえば、古民家の梁や柱には、何世代にもわたって補修や改修が加えられていることがよくあります。
江戸時代には、町人文化の広がりとともに「屋根の葺き替え」「土壁の補修」などのメンテナンス的なリフォームが一般化。
職人の手仕事で、家を守り、使い続ける知恵が築かれてきました。
明治維新を経て、住宅も西洋式の技術や文化を取り入れるようになります。
それにともなって、和風建築に洋風の要素を取り入れる“和洋折衷”なリフォームが登場します。
土間を板張りにして靴で歩けるように
畳の部屋にソファやテーブルを配置
窓ガラスや障子の併用
また、大正〜昭和初期にかけては防火や衛生の観点から、トイレやキッチンの改修工事が少しずつ行われるようになりました。
“より快適な暮らし”を求める中で、住まいのつくりが変わり始めた時代です。
戦後の住宅不足を背景に、昭和30年代〜50年代は「建てる時代」。
大量に建てられた住宅が、築30年を迎えた1980年代後半から、「直す時代」へと移行します。
給排水や電気配線の劣化による設備交換
シロアリや湿気による床下改修
台所・浴室の使い勝手向上のための間取り変更
この頃から、**「リフォーム専門業者」や「住宅リフォーム産業」**という言葉が生まれ、業界としての確立が始まりました。
バブル崩壊後の1990年代、日本人の住まいに対する価値観も大きく変化します。
「新築一辺倒」だった時代から、「今ある家を大事にする」方向へシフト。
二世帯住宅化リフォーム
バリアフリー化リフォーム
賃貸向け原状回復・リノベーション
そして、建て替えよりも「コストを抑えながら理想の住まいに近づけるリフォーム」が、より広く一般化していきました。
現代のリフォームは、「修理」や「更新」だけでなく、「暮らしの質の向上」「サステナビリティ」「健康・快適性」といったより多面的な目的を持つ時代へと突入しています。
断熱・気密性の向上による省エネ住宅
脱プラスチック・自然素材志向
テレワーク対応の間取り変更
ペットとの共生リフォーム
もはや、リフォームは「不具合の補修」ではなく、「理想の暮らしをデザインする行為」となっているのです。
リフォームの歴史は、私たちがどんな暮らしを望み、どう住まいを変えてきたかを映す“鏡”でもあります。
かつての補修中心の時代から、今では**価値観やライフスタイルに合わせて“暮らしを再設計する手段”**へと進化しています。
住まいと共に生きていくという選択。
それを支えるのが、リフォームの力なのです。
次回は、「リフォーム工事の鉄則(安全・品質・満足のための基本)」を、現場視点でたっぷりご紹介します。
次回もお楽しみに!
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ダイケン住宅の中西です。
今回は「リフォームの流れと準備ポイント」をテーマに、はじめての方でも安心して進められるよう、相談から完成までのステップと、事前に押さえておきたいポイントを詳しく解説します♪
――――――――――
「どこに相談すればいい?」「プランニングって何を決めればいい?」「工事中の注意点は?」──
リフォームには専門用語も多く、初めてだと戸惑うことも少なくありません。そこで今回は、
リフォーム検討から契約までのステップ
プラン作成で決めるべき6つのポイント
工事着工前に準備しておきたいこと
工事中&完了後の注意点
の4つの視点で、スムーズに進めるコツをお伝えします!
――――――――――
情報収集・相談
Webサイトや施工事例をチェックし、イメージを固める
住宅会社やリフォーム専門店に無料相談を申し込む
現地調査・ヒアリング
担当者がご自宅を訪問し、建物の状態やご要望を詳しくヒアリング
必要に応じて簡易見積もりを提示
プラン提案・お見積り
間取り図や写真をもとに、複数プランを作成
仕様・設備・工事範囲を明確にした詳細見積りを提出
相見積もり・比較検討
他社と比較して、価格・工法・保証内容をチェック
不明点は必ず質問し、納得してから選択
ご契約・工程表の確認
契約書に工事内容・金額・スケジュール・支払い条件を明記
着工日・完了予定日・近隣へのご挨拶日程を含む工程表を受領
――――――――――
優先度の高い要望
「絶対に叶えたいこと」と「できれば実現したいこと」を分ける
予算配分
部位ごとの相場を踏まえ、必須工事とオプション工事に分ける
デザイン・素材選び
床材・壁材・設備のカラーや質感は、サンプルで必ず確認
動線と使い勝手
家事動線、収納位置、照明配置など、実生活をイメージして配置
断熱・省エネ対策
窓サッシの性能、断熱材の仕様をアップグレードすると光熱費削減に
保証・アフターサービス
工事保証の期間、設備のメーカー保証、定期点検の有無を確認
――――――――――
近隣へのご挨拶:着工の1週間前を目安に、ご挨拶品とともに工事期間をお知らせ
荷物の移動・仮住まい:工事範囲の荷物は事前に移動。長期工事なら仮住まいも検討
電気・水道の確認:一時的に止まる可能性があるので、使用スケジュールを把握
ペット・お子様の安全対策:足元が悪くなる場合があるため、立ち入り禁止エリアを決める
――――――――――
工事中の確認
定期的に現場をチェックし、プラン通りに進んでいるか確認
追加変更は早めに相談し、見積りを再確認
完了検査
仕上がりや動作チェック(扉の開閉、水栓の水漏れ、床のきしみ等)を入念に
気になる箇所は引き渡し前に必ず指摘
アフターサポート
保証期間内の点検スケジュールを把握し、必要に応じて連絡
住み始めてから気づく不具合もあるので、早めの対応を依頼
――――――――――
ステップを理解して、段取り良く進める
プランの6ポイントを押さえ、希望を具体化
事前準備で近隣・生活への影響を最小限に
工事中・完了後も確認とアフターを徹底
ダイケン住宅では、お客様と一緒に最適なプランを作り上げ、安心してお任せいただける体制を整えています。
――――――――――
ダイケン住宅では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
「人柄」を重視した採用を行っていますので、詳しくは求人情報ページをご覧ください。
皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
皆さんこんにちは!
ダイケン住宅の中西です。
今回は「リフォーム費用の相場と賢い予算計画」について深掘りします♪
――――――――――
住宅のリフォームを検討するとき、まず気になるのは「いったいどれくらい費用がかかるのか?」という点ですよね。漠然と高額イメージがあるものの、具体的な相場感や、予算を抑えるコツを知らないと、見積もりを見てびっくり…なんてことにもなりかねません。
そこで今回は、
なぜリフォーム費用の相場を知ることが重要なのか
部位別・工事内容別の費用相場一覧
賢く予算を組むためのポイント
コストを抑える具体的なテクニック
以上4つの視点から、無駄なく安心できる予算計画の立て方をご紹介します!
――――――――――
見積もり比較がスムーズに:相場感があると、提示された見積もりが妥当かどうか判断しやすくなります。
予算オーバーを防止:リフォーム計画前におおまかな予算枠を決めておけば、希望とコストのバランスを取りやすくなります。
優先順位の明確化:どこにどれだけ費用をかけるべきかを把握でき、優先順位をつけて計画的に進められます。
――――――――――
部位・工事内容 | 小規模(部分補修) | 中規模(部分リフォーム) | 大規模(全面改装) |
---|---|---|---|
外壁塗装 | 50万~80万円 | – | – |
外壁張り替え・カバー工法 | – | 120万~200万円 | – |
屋根塗装 | 40万~70万円 | – | – |
屋根葺き替え | – | 150万~250万円 | – |
キッチン交換 | – | 80万~150万円 | – |
浴室リフォーム | – | 100万~200万円 | – |
トイレ交換 | 20万~40万円 | – | – |
フローリング張り替え | 30万~60万円 | – | 150万~250万円 |
内装クロス貼替 | 10万~20万円/部屋 | – | 80万~150万円 |
※上記は一般的な一戸建て(延床30〜40坪程度)の目安です。仕様や地域、業者によって変動します。
――――――――――
優先順位を明確にする
必須工事(雨漏り対策・設備の不具合修繕)と、快適性向上のための工事(内装グレードアップなど)を分ける。
まずは「絶対にやるべき箇所」をリストアップし、残りは予算の余裕があれば検討。
複数社から相見積もりを取得
同じ工事内容で3社以上から見積もりを取り、単価や工法を比較。
業者によって「使う材料」「施工方法」「保証内容」が異なるため、総合的に判断。
補助金・助成金制度を活用
省エネリフォームや耐震改修には国や自治体の補助金が出ることがあります。
申請条件や期限を事前に調べ、活用することで実質負担額を抑制。
分割払い・リフォームローンの検討
一括払いが難しい場合、金利や手数料を比較して低コストなローンを選択。
長期的な返済計画を立て、家計への影響をシミュレーションしておく。
――――――――――
DIYでできる部分は自分で:クロスの貼り替えや簡単な塗装、建具の取っ手交換などはDIYで費用削減。
時期をずらす:繁忙期(春・秋)を避け、閑散期(真夏・真冬)に施工すると割引率が高いことがあります。
まとめて工事を発注:複数箇所を一括で依頼すると、足場代や諸経費をまとめられ、トータルコストが下がる場合も。
既存の設備を活かす:給排水管の位置を変更しない、配管カバー工法を使うなど、工事範囲を最小限に抑える工夫。
――――――――――
相場感を把握して、見積もりの妥当性をチェック
優先順位を明確にして、必須工事と快適性向上工事を分ける
相見積もり&補助金活用で、トータルコストを抑制
DIY・時期選び・まとめ発注などのテクニックでさらに節約
リフォームは「やってから後悔」ではなく、「計画的に進めて安心」をモットーに。ダイケン住宅では、お客様一人ひとりに合った最適なプランと予算組みをサポートいたします。
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